緊張の冬

9日は、ウーララで冬のサイケ祭りというイベントがありました。ロウテルコじゃなくて、はぐれという私の大好きなインストバンドが久しぶりにライブをやるということで、3曲だけベースを弾いてきました。「森田さんの出番4曲目からでお願いします。」ということだったので、3曲目まで楽屋で待機してたんです。楽屋と言っても、ウーララの楽屋は出演者の楽器や荷物を置くための場所なのですごく狭いんです。その狭い場所に一人で待ってたんですけど、外からはぐれ3人の熱い演奏とお客さんの盛り上がってる声とが聞こえてくるんです。ただの緊張じゃないです。恐ろしいくらいの緊張感に襲われまして、いたたまれなくなって楽屋を出て、ステージ横へ。その時、演奏するはぐれの3人の顔を見たら、完璧にできあがっているんです。完璧にノッてる顔なんです。それを見て、さらに緊張してしまいまして、この緊張を例えるなら、深海に潜って、強烈な水圧に苦しんだ後、陸にあがって結婚式のスピーチをしなければならない、といった感じでしょうか。はぐれの3人の演奏はすばらしかったです。久しぶりにはぐれを見れてとてもうれしかった。対バンは、2日目の夜、魚雷魚、省念くんの弟さんのマッスルNTT、ムーズムズ、というメンツでみんなすごく素敵な演奏をしてました。